求められる理想を現実にする技術力がここにあります。
家づくり体験談 〜住まい実現までと実現後〜
お客様の声
東日本大震災を機に建て替えを決意!

― 2008年の岩手・宮城内陸地震、そして東日本大震災。
数年間に大きな地震を経験されましたが、建物への被害状況はいかがでしたか?

お母様

この土地に代々住み始めて、約100年。私で4代目になるんです。今回の東日本大震災で大規模半壊と認定された家は、60年前に義父が建てた家でした。

奥様

私の驚きと悲しみ以上に慣れ親しんだ家の無残な姿を目にした母のショックは大きかったと思います。震災後から母の家からほど近い場所にある、私たちの家で同居がスタートしました。

お母様

娘たちと同居させてもらっている間、もう住めないとわかっていても、我が家のことがずっと頭から離れなくてね。

奥様

「やっぱり昔の家のあった場所に住みたい」という母の強い意志を受け、家を建て替えて、本格的に同居をすることにしたんです。

お客様の声
地震に強く、冬も温かい家づくりを目指して

― 建て替えを決意されてから、各ハウスメーカーのモデルハウスへ実際に足を運ばれましたか?

奥様

もちろんです。母と主人の3人で色々と足を運んでみました。家選びをするうえで、「耐震性」と「冬でも温かく快適であること」にポイントを絞って、検討を重ねました。

お母様

ここの土地は、田園に囲まれていて、風も強いので、冬の寒さはとても身にしみます。色々と検討する中で、昔からお付き合いのあった『一条工務店 仙台』さんが候補に挙がったんです。『一条工務店 仙台』さんは「全館床暖房」と伺って、家のどこにいても温かいのはいいなあと思いましたね。

奥様

以前、住んでいた家もリフォームをした際に「床暖房」を導入していたので、床暖房の温かさは実感済! ただ、リビングやキッチンなど主要な部屋だけに導入したので、床暖房のない部屋にはなかなか、寄り付かないようになってしまったのが反省点でした...。

お客様の声
“古きを温めて新しきを知る家”へ!

― 玄関にはじまり、リビング、和室に至るまで、お着物や重厚な欄間、壺など味わいのある調度品が目を引きますね。

奥様

ありがとうございます。家を建て替えるからといって、すべてを新しくするのではなく、我が家の歩んできた歴史や古いモノを残した家にしたくって。私自身も和モダンなインテリアが好きなので、震災の片づけをしながら、新しい家に残したいモノを選びました。

お母様

娘が考えた古いモノの活用法や飾り方は、私にはさっぱりわからないことも多いですが(笑)、亡くなった主人が愛用していた机や絵、先代が残した品を散りばめた家にしてくれて、娘に感謝ですね。

奥様

和モダンテイストを目指す中で『一条工務店 仙台』さんらしい、洋風のテイストが合うのか少し心配だったんですが、色々と相談にのって下さったのが、営業担当の千葉さんでした。

世帯住宅を作るにあたっての千葉家の工夫

― 数十年ぶりに母子一緒に暮らす、同居がはじまりましたが、2世帯住宅を作るにあたって工夫したところはどんなところですか?

奥様

母や自分たちの将来のことも考え、車いすでも悠々通れるよう、廊下などのスペースを広く取り、バリアフリーにしました。また、母と一緒に料理を作れるように、キッチンも広めに設計していただいたんです。そして、母の部屋は10畳+8畳の続き和室にし、その奥に寝室、トイレを設け、私たちに気兼ねなく生活できる動線を設けました。

お母様

和室に茶の間を作ってもらったので、一人で好きなテレビを観たり、友達を気軽に招けるのが気に入っています。また、千葉さんにお願いした、三枚引き込みの障子も開放的な雰囲気でいいですね。

奥様

やはり母と子であっても、生活するうえで必要最小限のプライバシーは必要かと思います。リビングから和室へのつながりも「踏み込み」を設け、部屋に入る前に一呼吸空けたり、母の寝室の扉をガラススリットにしたりと「互いの息づかい」と「配慮」のバランスのとれた2世帯住宅が出来上がったと思います。

職人さんの熟練の技の数々に感動!

― 取り壊しと建て替えどちらもご体験されましたが、家が徐々に出来上がる間は、どのような思いでしたか?

奥様

旧家の取り壊しを母に見せることに気が引けてしまって...。取り壊している間は母を姉の家に預けていました。母は短歌が趣味なのですが、その間に「思い出の すべて失はれゆく如し 母屋解体の音 身に響く」という歌を詠んだと聞き、胸が締め付けられましたね。

お母様

解体されて、新しい家が建つまでは気持ちが塞いだ時もありましたが、職人さんたちが懸命に腕を振るって下さる姿を目の当たりにし、建前の日「棟上の 棟木に跨る棟梁が 掛け矢振り上げ 棟木納めし」という句を詠ませていただきました。

奥様

旧家と新しい家、2つの母の歌は、ご担当の千葉さんはもちろん、設計士さんや職人の皆さんなど「一条工務店 仙台」と私たち家族の歴史です。リビングの格子扉やリビングボードや玄関のタイルも熟練の職人さんたちの丁寧な仕事ぶりに感銘を受けました。細かい施主の希望やニーズに応えていただけるのも、歴史ある『一条工務店 仙台』ならではだと思いますね。

住んでみたからこそわかる『一条工務店』の家

― お住まいになって約2ヶ月半ですが、住み心地はいかがですか?

お母様

朝方、寒くて起きることが全くなくなりましたね。また、私の部屋である和室は交通量の多い道路沿いなんですが、全く騒音がしないんです。外を眺めていると、まるで無声映画みたい(笑)。

奥様

私はやっぱり温かさ! 12月だというのに、毛布1枚で快適に眠れるのはいいですよね。また、千葉さんに教えていただいた裏ワザで電気量の安い夜に床暖房の温度を上げておいて、朝に床暖房を切ると夕方まで温かいんです。また、構造材の梁を見せるように勾配天井にして、特寸の大きなガラスを入れたことで、リビングがずいぶん開放的になりました。

お客様の声
こだわりいっぱいの大容量の収納スペース

― お家全体がアトリエのような素敵な雰囲気ですが、お引っ越しの際に家財道具などはたくさん処分されたのですか?

奥様

いえいえ。このお家、実は収納スペースがいっぱいなんです。階段下のデッドスペースを利用したパントリーが2つもありますし、生活感のあるモノや食料のストックなどはすべて収納スペースにしまってあるんですよ。

お母様

まるで家の中に「蔵」があるような感じですね。

奥様

読書好きの主人には、作り付けの埋め込み式の本棚のある書斎を作りました。家族のモノが収まるべきところに収まるように設計していただき、設計士さんには感謝、感謝ですね。

これから“家づくり”を考えている人へアドバイス

― これから新築、建て替えを考えている方へアドバイスをお願いいたします。

お母様

やっぱり「信頼」が大事。信頼できる工務店さん、担当者がいるかどうかで、家の満足度が変わってくると思います。

奥様

長く住んでいく家だからこそ、施主として「譲れない部分」「こだわりたい部分」はしっかりお伝えすることが大事。また、その要望に応えてくださる技術力があるハウスメーカーであるかどうかも見極めが必要だと思いますね。特に建て替えをされる方は以前住んでいた家のいいところ、悪いところがお分かりかと思うので、そこを見据えての家選び、家づくりを考えてみると、満足のいく、家が完成するのではないかと思います。

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